法務省はきょう、去年の司法試験予備試験の合格者数など発表し、史上最年少となる16歳が合格したことがわかりました。また、史上最高齢となる69歳の合格者も出ています。

司法試験予備試験は、法科大学院を修了していなくても司法試験を受験する資格を得ることができることから、法曹を目指す人に人気があり、難易度の高い試験となっています。

法務省によりますと、去年の司法試験の予備試験に合格したのは479人で、2011年の制度開始以来、最も多い合格者数でした。男女別では、男性が400人、女性が79人だということです。

年齢別でみると、19歳以下では3人が合格していて、このうち、最年少は制度開始以来、最も若い16歳でした。また、最高齢の合格者は69歳で、こちらも制度開始以来、最も高い年齢でした。

合格者の平均年齢は26.91歳で、合格率は前の年から0.05ポイント減り、3.58%となっています。