盛岡市の中学校で1日、伝統の「立志式」が行われました。数え年で15になる中学2年生が家族や先生たちの前で将来への決意を堂々と宣言しました。

(生徒)
「人との出会いや縁を大切にし、感謝の気持ちを持ち続ける人になりたいと思い、『合縁奇縁』と考えました。これを実現するためにこれからも出会う人たちを大切にし、生きていきます」

盛岡市立下橋中学校の伝統行事・立志式はことしで38回目です。古来の「元服」にならい数え年で15になる中学2年生が大人としての自覚を持つために式に臨みます。
参加した2年生69人は自分の生き方や夢、希望を表した言葉を色紙にしたため、壇上で力強く高らかに決意を発表しました。

(生徒)
「諦めることなく自分に磨きをかける人になりたいと思い、『研磨』と考えました。これを実現するために小さな目標を積み重ね、自分と向き合いながら行動していきます」

大人への一歩を踏み出した生徒たち。出席した保護者は堂々と発表する我が子の姿に目を細めていました。