長崎県内での新型コロナの感染報告数は1医療機関あたり12.50となり、前週に比べ減少しました。
またインフルエンザ患者数も減少しましたが、県全体として10週連続での警報レベルです。
長崎県は1日、感染症発生動向調査速報を発表しました。それによりますと1月22日(月)から1月28日(日)の1週間に、県内70の医療機関から報告があった新型コロナウイルス感染症患者は841人で、前週より67人少なく、定点当たりの報告数は12.01でした。

地区別では、県央地区(16.18)、長崎地区(14.59)、県北地区(12.50)は他の地区より多くなっています。
インフルエンザは10週続けて警報レベル

また同じ期間のインフルエンザの報告数は1,190人で、前の週より182人減少し、定点当たりの報告数は17.00となりました。
依然として警報レベル終息基準値「10」を上回っており、10週続けて警報レベルを超えた状態が継続しています。

地区別にみると、県北地区(32.75)、対馬地区(26.67)、県南地区(25.25)、県央地区(23.00)、長崎地区(13.53)、壱岐地区(12.33)は、警報レベルのままです。

県では場面に応じたマスクの着用や手洗い、換気、三密の回避などの基本的な感染対策に努めるよう呼びかけています。