大阪国際女子マラソンで日本記録を更新した前田穂南選手が、所属する天満屋で報告会を行いました。パリオリンピックへの代表決定に期待がかかるなか、さらなる日本記録更新に意欲をみせています。

岡山市の天満屋岡山店に凱旋した、前田穂南選手ら3人は、地元から声援を送ってくれた同僚らに感謝を述べました。

(天満屋 前田穂南選手)
「沿道からのたくさんの応援が力になって、自分の力を最後まで出し切れたと思います。パリ五輪のあと1枠にも、大きく近づいたと思います」

パリ五輪の代表決定に期待が集まる一方で、日本記録更新を「アレ」と表現し話題を呼んだ前田選手。報告会の後の取材では、さらなる「アレ」が飛び出しました。

ー次の「アレ」っていうのは何か考えられている?

(天満屋 前田穂南選手)
「アレのアレです」
「記録は出したんですけど、もうちょっと走りたい。自分の記録を更新したい」

3月の名古屋ウィメンズマラソンで、前田選手の「2時間18分59秒」が更新されなければ女子マラソン代表に決定するものの、世界と戦うため「さらなる記録更新」に覚悟をのぞかせました。

(天満屋 前田穂南選手)
「やっぱり、世界との差が広がっている中で、スピードが重要になってくる。しっかり継続して練習していきたい」

今後は、しばらく休養を挟みながら練習を継続し、2月15日からは国内合宿に臨むということです。