過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者と名乗った男が、おととい、病院で死亡しましたが、およそ50年前の指名手配直後に神奈川県内の工場で男を雇ったという男性がJNNの取材に応じました。
桐島聡容疑者(70)とみられる男は「内田洋」の名前で神奈川県にある病院に入院していましたが、おととい死亡しました。
桐島容疑者は「韓国産業経済研究所」爆破事件に関与したとして1975年5月に指名手配されていましたが、手配直後の夏ごろ、「内田」と名乗る男を神奈川県藤沢市の工場で雇ったという男性がJNNの取材に応じました。
当時 内田と名乗る男を雇った男性
「(顔を)どこかで見たことがあるなという感じ。(手配)写真と似ていてかっこいいなという冗談を言ったら『そんなわけないじゃないですか』と言って笑って済ませた」
男性によりますと、男はこのやりとりの数日後、何も言わずに姿を消したといいます。
およそ2年後、男性が男に会った際には今回入院する前まで勤務していた藤沢市内の工務店で働いていたということです。
男は50年近く、神奈川県内に逃亡していたとみられ、警視庁はDNA型の鑑定を進め男の特定を急いでいます。
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