■世界陸上オレゴン・1日目(日本時間16日・米オレゴン州ユージーン市)

陸上王国アメリカで史上初の開催となった世界陸上が開幕。大会初日の16日、最初のトラック種目となる混合4×400mリレーの予選が行われ、予選1組に出場した日本は3分17秒31の8位。日本記録の3分16秒67に次ぐ歴代2位のタイムも、同種目初の決勝進出とはならなかった。

第1走者・中島佑気ジョセフ(20)、第2走者・松本奈菜子(25)、第3走者・岩崎立来(21)、アンカー・小林茉由(25)の布陣で挑んだ第6レーンの日本。スタートを任された東洋大3年の中島が順位を中盤でキープ、2走・松本にバトンをつないだ。昨年の世界リレー代表・松本が6位から8位に順位を落とし、3走・岩崎へ。アンカー小林が前を必死に追いかけるが順位を上げられなかった。

1組1位は前回大会金メダルのアメリカ。世界陸上最多金メダル13個のアリソン・フェリックス(36)は予選に登場しなかった。

同種目は前回のドーハ大会で新規に採用され、日本は予選8位で敗退。2021年6月の木南記念で3分16秒67の日本新をマークしていた。