松山の自主トレには、育成出身の 中村貴浩 、持丸泰輝 が初参加。そして 曽根海成 、高卒3年目になる 田村俊介 が2度目の参加となりました。

活気のある自主トレは、朝一から恒例のバドミントンで体を温めます。

ゲーム性を持たせることで、みんな本気になり、楽しくプレーをしています。

田村俊介 選手
「勝ちましたよ、いつもどおりなんですけど。違うスポーツを楽しんで」

― (野球と)違う筋肉を使う?
「そうですね。だから次の日の(筋肉の)張り感が違います」

野球と通じる動きもあり、自然とハードに基礎体力を鍛えられます。

中村貴浩 選手
「全然違いますね。やっぱり自分(1人)でやるのとは全然、違います。きついというよりも、なんか楽しくやれているので、まあ、いい感じですね。(筋トレを)全体的にやっているんですけど、体重もシーズンから4キロ増えて、運動量をやっているわりに体重も増えてるっていう…」

バドミントンで2時間、たっぷりと汗をかいた後は、筋力トレーニングです。

田村俊介 選手
「強い体を作りたいなと思って。けがばっかりなので」

田村は去年、故障で二度、離脱―。特に去年9月の離脱の前には6試合で打率4割を打つなど、覚醒の兆しを見せていたこともあり、くやしい2023年シーズンになりました。

田村俊介 選手
「デッドボールのけがが多くて、体を強くして、当たってもめげない体を作りたいです」

去年から取り組む体幹を中心に、精力的に体作りに取り組んでいます。

おととし、支配下登録された5年目の 持丸泰輝 は、上半身を意識したトレーニングを行います。

広島カープ 持丸泰輝 選手
「本当、上(半身)がちょっと自分、弱すぎる部分もあるので、下半身よりかはことしはちょっと上半身の筋肉をつけながら、下と上のバランスをバッティングでもスローイングでも整えていけたらなと思ってトレーニングしています」

一方、秋のキャンプで注目された 中村貴浩 ―。動作解析の専門家のアドバイスを受けながら、バッティングフォームの改善に取り組んでいました。