長崎知事が派閥からの現金1182万円を政治資金収支報告書に記載せず、約5年間、金庫に放置していたことを受け、野党が批判を強めています。
立憲民主党県連は近く、知事に対して説明責任を果たすよう求める意見書を提出します。

長崎知事:
「深くお詫び申し上げたいと思います。誠に申し訳ありませんでした」

長崎知事の資金管理団体は2019年に自民党二階派からパーティー券販売のノルマを超えた分として現金1182万円を受け取り、「確認を失念」して収支報告書に記載せず、約5年間、事務所の金庫に放置していたと明らかにしました。

長崎知事:
「志帥会からの指示を待っていたまま失念をし、今日まで事務所にて別途保管されたまま放置されていたものです」

立憲民主党県連 小沢雅仁代表:
「知事の説明を聞いていると到底納得できません。これは到底看過できません」

立憲民主党県連は27日の会議でこの問題を厳しく批判。
知事に対し説明責任を果たすよう求める意見書を近く提出するとしました。

現金1182万円を記載しなかった理由について長崎知事の説明は…




長崎知事:
「問題となっている資金というものは私たちは預り金的なものとして認識をしていた。すなわち私たち自分たちの資金としては認識していなかったわけです。収支報告書は自分たちの政治資金の収入を記載すべきものであって、よそ様の資金を記載するべきものではありません」














