頭の光り具合を競ったり、紐が付いた吸盤を頭皮に貼って引っ張り合ったりするユニークな催しが27日に秋田県横手市で開かれました。

この催しは「輝く頭で地域や世の中を明るくしよう」と横手市雄物川町の有志でつくる「光頭会(こうとうかい)」が開いたもので、今年は県内外から12人の「頭自慢」が参加しました。参加者はまず頭の艶の度合いを競う「光頭相撲」に挑戦です。行司が頭にライトを当てたり虫眼鏡で頭皮をチェックしたりして勝者に軍配を上げました。取り組みの末、湯沢市の小原至さん(67)が初優勝し、新横綱になりました。

(新横綱 小原至さん)
「勝ってよかったです。優勝の秘訣は特別ありませんが、毎日笑って過ごしていることがいいのではないでしょうか」

また、紐のついた吸盤を頭皮に貼って引っ張り合う「吸盤綱引き」では激しい引き合いが繰り広げられ、大歓声の中会場は大盛り上がりでした。