来月(2月)17日に行われる西大寺会陽を前に、岡山市東区の西大寺観音院で「会陽事始め」が行われました。

4年ぶりに宝木(しんぎ)争奪戦が復活する今年の西大寺会陽。


事始めに合わせて行われた書初め式では、書家の奥田雄山さんと、


弟子で岡山学芸館高校2年生の八藤陽山さんが、会陽の完全復活への思いを書にしたためました。



その書の前で行われた「道具磨き」では、棟梁が宝木を造るために使うかんなやのこぎりなど約10点の道具を丁寧に手入れしました。

この「事始め」を皮切りに、今後、西大寺会陽に向けての準備が進められます。

(金陵山西大寺 坪井綾広住職)「1人でも多くの方に争奪戦を感じて見て体験してもらうことで、さらにありがたい祭りとして発展していけばいいなと思います」

西大寺会陽は来月(2月)17日に行われ、午後10時に宝木が投下されます。