80歳までにおよそ3人に1人が発症するといわれている帯状ほう疹。その患者数は年々増加していて、ある大規模調査によりますと、調査開始の1997年から2022年までの間に帯状ほう疹の発症率はおよそ2倍になったといいます。しかもかかった人のうちおよそ6パーセントは“再発する”というのです。帯状ほう疹は一生に一度だけとは限らないのです。
実際に2回目の帯状ほう疹発症を経験した60代の女性は「まさか2度も帯状ほう疹になるとは思っていませんでした。なのでワクチンも打っていなかった。いまだに左顔が痺れている感じがして、特に冷たい風に当たるとピリピリ痛みます」と話します。夜も眠れないほどつらい激痛だという後遺症、その症状と対策は?

帯状ほう疹にかかった女性:「1回目は6年前の夏になりました。左首に湿疹が出て、病院で帯状ほう疹だと診断されました。まさか2度もなると思わなかったので驚きました」