高市経済安全保障担当大臣が大阪・関西万博の延期や縮小を岸田総理に進言したことについて、林官房長官は「開会を遅らせる必要はない」との考えを示しました。
高市大臣は今月16日に岸田総理と面会し、能登半島地震の影響で大阪・関西万博の仕事を請け負っているゼネコンの資材や人手が不足しているとして、万博の延期や縮小を総理に申し入れたことを明らかにしています。
高市大臣の申し入れに対し、林官房長官はきょうの会見で、大阪・関西万博の延期を行わない考えを改めて示しました。
林芳正 官房長官
「経済産業省からは現時点において、万博関連の資材調達等によって能登の復興に具体的に支障が生じるという情報に接していないと聞いております。そのため、令和7年4月に予定されている大阪・関西万博の開会を遅らせる必要があるというふうには認識をしておりません」
現職の閣僚が政府の方針に注文をつけるのは異例ですが、高市大臣は「『総理の決定には従う』と伝えていて、閣内不一致ではない」と強調しています。
林官房長官も「能登復興に支障が生じることのないように取り組むということは、政府としての方針」と述べた上で、「閣内不一致とは認識をしていない」と語りました。
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