元徴用工問題をめぐる裁判で韓国の最高裁判所が富山市の機械メーカー「不二越」の上告を退け原告の勝訴が確定したことを受け、支援団体が会見を開き、「企業として賠償に応じるべき」と訴えました。


●不二越訴訟支援北陸連絡会 中川美由紀さん

「この判決を喜びたいと思います」

会見を開いたのは原告の女性たちを支援してきた不二越訴訟北陸連絡会ですこの裁判は、元朝鮮女子勤労挺身隊の女性たちが太平洋戦争の最中、強制労働をさせられたとして、機械メーカー・不二越に損害賠償を求めていたものです。


韓国の最高裁判所は今月25日、不二越側の上告を棄却。賠償を命じる判決が確定し、原告側が勝訴していました。賠償をめぐっては日本企業の代わりに韓国政府傘下の財団が賠償金を支払うという方向で進められていますが一部の原告が受け取りを拒否するなど手続きは難航。さらに財団の資金不足に対する懸念も出ています。

●不二越訴訟支援北陸連絡会 中川美由紀さん
「判決が出ても賠償されなかったらその賠償はどうなるのか。不二越が企業として賠償に応じるといいうことを訴えたいと思う」


一方で日本政府は、「徴用」をめぐる問題は日韓請求権協定で解決済みとの立場を示しています。