水素と酸素の化学反応による発電で走行し、二酸化炭素を排出しない燃料電池自動車。タクシーとしての運行が山梨県内で初めて始まりました。

齊藤まどか記者:
今、動き出しました。走り出しとても滑らかです、そして音も静かです。

県内で初の燃料電池自動車のタクシーを導入した「YKタクシー」


県内で初の燃料電池自動車のタクシーを導入したのは山梨交通「YKタクシー」です。

燃料電池自動車の普及を目的に およそ6年前に国や県の補助を受けて購入し、社用車として使っていた車両をタクシーに衣替えしました。


山梨交通タクシー事業部 奥川和成部長:
燃料電池自動車というものを少しでも県民や山梨を訪れる観光客に乗車してもらって、その良さを実感してもらえたらと思う。


導入された車両は1台で、料金は通常と同じ初乗740円、甲府市や甲斐市など4つの市を走り、予約もできるということです。