リニア駅とJR身延線の小井川駅を結ぶ専用道路について、山梨県は構造上の問題からルートを再検討することになりました。

これは7月15日に開かれたリニア駅前エリア整備検討会議で県が明らかにしたものです。


県は甲府市大津町に建設されるリニア駅とJR身延線・小井川駅の間のおよそ3kmの区間に専用道路を建設しシャトルバスを運行する考えです。


専用道路はリニア本線の高架下になる緩衝帯を活用する方針でした。しかしリニアの橋脚の構造上、緩衝帯が利用できるのは3割程度で、残り7割は本線の下に専用道路を整備できないということです。


このため県は現実的なルートを再検討し、次回の検討会議で示すことにしていますが、アクセスの向上などに影響が及びそうです。