沖縄防衛局はアメリカ軍北部訓練場跡地で、先月見つかった手りゅう弾のようなものを紛失したと発表しました。これに伴い、森林管理署が周辺の国有林への立ち入りを禁止したため、マングースの防除作業が一部中断されるなど影響が広がっています。
沖縄防衛局によりますと先月7日、廃棄物調査を行う業者が、国頭村の北部訓練場跡地で手りゅう弾らしきものを見つけ現場で保管していましたが、今月10日、無くなっていることが判明したということです。

紛失に伴い、森林管理署が周辺の国有林への立ち入りを禁止したため、マングースの防除作業で毎日確認が必要な生け捕り用の籠が使用できず、作業の一部が中断されるなど影響が広がっています。
一方、この手りゅう弾らしきものについて、防衛局が自衛隊に照会したところ「爆発する可能性は低い」との見解が示されたということです。