■天皇杯・皇后杯 全日本卓球選手権大会 女子シングルス6回戦(26日、東京体育館)
6回戦に臨んだ伊藤美誠(23・スターツ)は、木村香純(24・トップおとめピンポンズ名古屋)にゲームカウント3-4で敗れ、6回戦に臨んだ伊藤美誠(23・スターツ)は、木村香純(24・トップおとめピンポンズ名古屋)にゲームカウント3-4で敗れ、6回戦で敗退。パリ五輪代表争いをしている平野美宇(23、木下グループ)は6回戦で勝ったため、パリ五輪代表をほぼ手中にした。
東京五輪では混合ダブルスで金、団体で銀、シングルスで銅と3つのメダルを獲得した伊藤。残り1枠のパリ五輪代表権獲得へ負けられない戦いが続く。大会前の会見では「今は本当に一番調子がいいので、自分がよくここまで合わせられたなって思いました」と自信を見せていたが、この日の4回戦5回戦はともにフルゲームまでもつれ込む接戦となった。
6回戦に臨んだ伊藤は、疲れも感じさせず4連続得点などで11-7で第1ゲームを取るが、第2ゲームはデュースにもつれ込み11-13で落としてしまう。
ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲーム、6-6の同点に追いつかれてから伊藤が奮起し、ラリーの後にスマッシュで7点目を取ると、雄叫びをあげガッツポーズ。気合いが入った伊藤はその後も何度となくガッツポーズを決め、このゲームを11-7で取り返す。
第4ゲームに入ると、序盤で4連続ポイントを奪うなど試合の主導権を握り11-8で伊藤が取り、ゲームカウント3-1とリードする。しかし、続く第5ゲームはデュースまでもつれこみ、相手に奪われてしまう。第6ゲームも落とした伊藤。ゲームカウント3-3となり、3試合続けて7ゲーム目に突入するが、完全に流れは相手の木村に。いきなり7連続ポイントを許し、絶体絶命のピンチに。そこから反撃に出る伊藤だったが、逆転まではいかず、7-11とこのゲームも落とし、6回戦で敗退となった。
また、パリ五輪代表争いをしている平野美宇(23、木下グループ)は6回戦で大藤沙月(19、ミキハウス)にゲームカウント4-0でストレートで勝利。明日27日の準々決勝進出を決め、五輪代表をほぼ手中にした。














