人間国宝の野村万作さんや萬斎さんら野村家3代や、茂山千五郎さんらによる狂言会が、昨夜(25日)岡山市で開かれました。
新春恒例となる東の和泉流と西の大蔵流の競演「初春狂言福来る。東西狂言会」です。今年は、昨年9月にオープンした岡山芸術創造劇場ハレノワでの初開催となりました。冒頭、古くから祝いの場で演じられてきた「三番叟」が披露され、野村萬斎・裕基親子が力強い舞いで舞台を踏みしめました。
また野村万作さんは演目「昆布売」を披露。偶然、出会った大名と行商人の立場が逆転していく様子を面白おかしく演じ、会場は笑いの渦に包まれていました。