自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、岡山県選挙区選出の石井正弘参議院議員が、5年間で受け取ったキックバックの総額が378万円となっていたことが明らかになりました。

清和政策研究会=安倍派に所属する石井議員の事務所が、きのう(24日)発表したものです。

事務所によりますと、2022年までの5年間で、378万円のキックバックを受け、収支報告書に記載していなかったということです。

このうち2019年以降の330万円については、派閥の方針に基づき、派閥からの寄付金として収支報告書を訂正するとしています。また、2018年以前については収支報告書の保存期間を過ぎ訂正できないため、前年度からの繰越金としての処理を検討しているということです。