大きな地震と火災が発生したことを想定し、県庁で全ての職員を対象とした防災訓練が行われました。

「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください」

訓練は那覇市で震度6強の地震が発生し、庁舎内で地震に伴う火災が起きたという想定で実施されました。

県庁での防災訓練はここ数年、新型コロナの影響で規模を縮小して行われてきましたが、ことしは全ての職員を対象に実施され、およそ2000人が県庁1階に避難しました。

避難が完了するまでの時間は、コロナ禍前の同じ規模の訓練と比べておよそ8分遅い22分でした。

総務部 宮城力部長
「従来よりも避難にだいぶ時間がかかったという結果があります。防災については強い意識を持って対応しないといけないことを、今一度確認して参りましょう」


県は今後も訓練を重ね、防災意識の向上と体制強化に取り組みたいとしています。