公共交通の自動運転化を目指し、2月に自動運転バスの実証運行を行う鳥取市で、23日から準備が始まりました。

運転手不足が深刻な問題となる中、鳥取市は、国の補助金を使って、実際に乗客を乗せた自動運転バスの実証運行を、2月に実施します。

運行に使用するのは、名古屋市に本社を置くソフトウェア会社「ティアフォー」製のEVバス。

鳥取バスターミナル発着で、若桜街道を通り、鳥取城跡周辺、鳥取県庁などを回るルートで、所用時間はおよそ21分。

運賃は無料で、1日8便程度運行します。

最高速度は時速35キロ、実証には運転手が同乗し、緊急時には手動に切り替えるということです。

この日は、運転手付きでプログラムされたルートを走り、走りづらいところがないかを確認し、プログラムの微調整などを行っていました。

実証運行は、2月16日から25日まで行われ、市は今月29日から、試乗の体験者を募集します。