今月16日にうるま市で起きた導水管の水漏れについて県企業局は修繕工事を早ければ25日にも再開すると発表しました。

この工事に伴う断水は行わないということです。うるま市の県道では今月16日から浄水場をつなぐ導水管で水漏れが起きていて、県企業局は送水を継続したまま修繕工事を行う方法と送水を止めて行う方法を検討していました。

23日に県庁で開かれた危機対策本部会議では、県民生活への影響を考慮し送水を継続したまま修繕工事を行うことを決定しました。

工事に伴う断水は行わないとしています。

工事は漏れ出す水を排水しながら、破損した箇所に鉄の管を溶接して固定するもので、県企業局としては初めて実施する工法となります。

企業局 石新実企業技監
「可能な限り早く修繕できるようにと考えています。今週中には通常の状態に戻せれば」

早ければ25日の朝から修繕工事を再開し、工事期間は1日から2日程度かかる見込みです。

一方、この工事による修繕ができないと判断された場合、送水を止める工事を実施する見込みで、その場合、再び工業用水の断水が行われる可能性があります。