山梨県の長崎知事らが上京し、中部横断自動車道・北部区間の早期整備を求める要望書を国土交通省に提出しました。
中部横断道は、去年、静岡までの南部区間が全線で開通したのに対し、山梨と長野をつなぐ北部区間「長坂・八千穂間」は事業化にいたっていません。
そこで山梨、長野両県の知事と、沿線10の市町村でつくる懇話会が、早期の事業化を求める要望書を国土交通省の吉岡幹夫技監に手渡しました。

このうち2つの県は具体的なルートや道路構造を示し、両県が行う都市計画の手続きが円滑に進むよう協力を求めました。

県によりますと、吉岡技監は「要望を重く受け止めている。進めていかなくてはいけない」などと話し、前向きな検討を示唆したということです。
