内閣府は財政の健全度を示す「基礎的財政収支」について、高い経済成長を実現しても黒字化を目指す2025年度には1.1兆円程度の赤字になるとの見通しを示しました。
岸田総理
「引き続き、財政の持続可能性への信任が失われることがないよう財政健全化を着実に進めてまいります」
政策にかかる費用を借金に頼らず、税収などでどれだけまかなえているかを示す「基礎的財政収支」。
政府は、財政健全化に向けて2025年度に黒字化する目標を掲げていますが、内閣府の最新の試算では、中長期的に実質GDP(国内総生産)がプラス2%程度となる高い経済成長を実現できた場合でも2025年度はおよそ1.1兆円の赤字となる見通しです。
ただ、政府は「2025年度に黒字化が視野に入る」としていて、2026年度には黒字化できるとする見通しは変更しませんでした。
一方、2012年から2020年までと同じようにゼロ%台半ばでの経済成長が続いた場合は2026年度以降も赤字が続き、黒字化のめどは立たない見込みです。
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