■大相撲初場所・8日目(21日・両国国技館)
綱取りがかかる大関・霧島(27)が翔猿(31・前頭4枚目)に敗れ痛恨の2敗目。2場所連続優勝に向け一歩後退した。
さらに幕内でただ一人全勝だった朝乃山(29・前頭7枚目)はベテラン玉鷲(39・前頭10枚目)にすくい投げで敗れ初黒星。これで全勝力士が消え、1敗で4人が並ぶ展開となった。
霧島は立ち合いから翔猿との突き押しの応酬となったが、引いてしまったところで攻め込まれ土俵を割ってしまった。
朝乃山は激しい突き押しから前へ出るも最後は玉鷲の逆転すくい投げに屈した。大関取りに挑む関脇・琴ノ若(26)は、この日対戦相手の高安(33・小結)がインフルエンザと腰痛再発のため休場となり、不戦勝で7勝1敗。
平幕では阿武咲(27・前頭14枚目)は島津海(27・前頭17枚目)をすくい投げで破り7勝目。新入幕の大の里(23・前頭15枚目)は遠藤(33・前頭13枚目)を立ち合いから圧倒し押し出しで1敗を守った。前日2敗目を喫した横綱・照ノ富士(32)は竜電(33・前頭5枚目)を寄り切りで下し、連敗を阻止した。
【8日目終了時点】
■1敗)琴ノ若、朝乃山、阿武咲、大の里
■2敗)照ノ富士、霧島、豊昇龍、大栄翔、王鵬














