盛岡市出身でメジャーリーグ・ブルージェイズの菊池雄星投手が、最先端の機器を導入した全天候型複合野球施設を11月、岩手県花巻市にオープンすると発表しました。
※画像は小学生時代の菊池雄星投手(2003年)

施設名は「King Of the Hill(キング・オブ・ザ・ヒル)」で、ホームページによりますと、母校である花巻東高校そばの花巻市南新田に建設されます。

ブルペン、バッティングエリア、トレーニングエリア、ラウンジ、リカバリー、ギャラリー、中庭で構成され、「メジャーリーガーが使用する一流の機器がそろう」としています。

ホームページには「育ててくれた故郷(イワテ)のために」とビデオメッセージも寄せていて、菊池雄星投手は、
「18年間岩手で生まれ育ち、いつか恩返しをしたいと思っていました。県民の皆さんや指導者の方々との出会いで今、ここに自分がいると思っています。この場所からレベルアップしてプロやメジャーリーガーを目指すような子供たちがトレーニングする場所になったらいいな」
と、施設を整備する目的を話しています。

「小学生の僕がそうであったように、純粋に野球を楽しんでほしい。そのための施設」という菊池投手。ふるさとへの大きなプレゼントで、11月の完成が待たれます。