存廃問題が議論されている赤字ローカル線の利用促進をテーマとしたシンポジウムが、きょう(20日)津山市で開かれました。

(勝山高校 高田一輝生徒会長)「私たちには姫新線が必要なんです!」
赤字ローカル線の存続について考え、鉄道を利用してもらおうと開催されたシンポジウムです。通学で姫新線を利用する高校生が、鉄道を存続させようとこれまで行ってきた活動を報告したり、真庭市の太田昇市長がパネリストとして参加し、路線存続の重要性を訴えたりしました。

(太田昇 真庭市長)「鉄道は「繋げて残す」ということで、私どももがんばっていきたいし、JR西日本にも理解してもらいたい」
(岡山県JR在来線利用促進検討協議会 森晃章会長)「鉄道について身近に感じていただいて、少しでも「乗ってみよう」という機運が高まれば」

シンポジウムでは、蓄電池を搭載し排気ガスを出さない新型の車両や、自転車ごと乗車できる列車など、全国の鉄道を活用した先進事例も紹介されました。