■AFCアジアカップ2023 韓国代表 2ー2 ヨルダン代表(20日、カタール)
1次リーグ・グループEの第2戦が行われ、韓国代表(FIFAランク23位)がヨルダン代表(同87位)と対戦し2ー2の引き分け。決勝トーナメント進出はお預けとなった。
前半9分、PKを獲得した韓国は主将のFWソン・フンミンが落ち着いて決め、早くも先制点を奪った。だがヨルダンに攻め込まれる場面が増えると、前半37分にCKからDFパク・ヨンウのオウンゴールにより1-1の同点に。さらに前半アディショナルタイムで、ヨルダンFWヤサン・アルナイマトにこぼれ球をミドルで決められ、前半は1-2で折り返した。
後半も拮抗した展開が続き、19分にはゴール前でフリーのチョ・ギュソンがシュートも枠外。その後も果敢に攻めるが、厚みのあるディフェンスを前にゴールネットを揺らせず。だがアディショナルタイムが11分と出ると攻め続ける韓国は、ヨルダンDFアラーラブのオウンゴールで土壇場で同点に追いついた。終了間際は再三の勝ち越しチャンスをものにできずドローのままホイッスルが鳴った。
初戦はバーレーン代表(FIFAランク86位)を3-1で下したが、この試合での1次リーグ突破は持ち越しとなった。第3戦(25日)は首位通過の可能性を残したままマレーシア(同130位)と対戦する。
3大会ぶり5度目の優勝を狙う日本代表は前日、グループD第2戦でイラク(FIFAランク63位)に1-2で敗れ、24日の第3戦でインドネシア(同146位)に勝利しても2位通過となる。その場合、決勝トーナメント1回戦(ベスト16)はグループE首位のチームと対戦するため、日韓戦も予想されたが第3戦を終えるまで分からない状況に。
日本はインドネシア戦で「勝利」か「引き分け」であればグループD2位で通過。「敗退」ならば3位が確定し、1次リーグ突破は他グループの結果次第となる。














