菊池選手
どれも難しいですよ。役割が変わってくると、ぼくは思っているので。最初、調子がいいときはよかったんですけどね、打てなくなったときに何ができるかなって考えると、やっぱり2番バッターの考えになってしまうんですよね。

天谷さん
なるほどね。そこがやっぱり原点であると、そういうところですね。じゃあ、開幕からすごく好調だった秘訣、振り返って、これかなってあります?
菊池選手
もう、やっぱり連敗していたのが、どうにかしなきゃっていうのがスタートですね。それが1つの要因だし、もう必死にやったシーズンでしたね。
天谷さん
必死といえば4月4日。これでわかります?
菊池選手
はい。
天谷さん
ああ、やっぱりわかりますか。けっこう印象に残っているプレーですか?
4月4日 1試合に3つのヘッドスライディング

菊池選手
(印象に)残っているというか、本当になんとかしたいっていう気持ちがもう、なんかそうなってしまったというか。別にヘッド(スライディング)したからどうとかっていうわけじゃないんですけど、もう1つでもいいから前の塁を奪いたいっていうのがあって。

天谷さん
(気持ちが)すごく出ていたんですね。昨年の契約更改のときにも、「 “がむしゃら” というのが自分のスタイル」だっていうところから、そこにつながっているわけですよね。
菊池選手
本当に走り抜けてきたと思います。
天谷さん
ただ、故障の原因になったのもヘッドスライディング…
菊池選手
ではないんですね、離脱は。
天谷さん
おや?