■車いすバスケットボール アジアオセアニア選手権 準決勝 日本代表 48-63 イラン代表(19日、タイ・バンコクユースセンター)

パリパラリンピックの出場権をかけた今大会で東京パラ銀メダルの男子日本代表がイラン代表に敗れ、準決勝敗退。日本は、1976年のトロント大会から13大会連続の出場を逃した。

優勝国にパリパラリンピックの出場権が与えられる今大会、準優勝なら世界最終予選にまわる。負ければパラリンピック出場の道が絶たれる日本は、第1Q、体格に勝るイランに試合を支配されリードを奪えない。フリースローなどの失敗も響き、16-23と7点の差をつけられる。

第2Qに入ると、イランに最初の得点を奪われたものの、日本は5連続得点を決め26-25と逆転に成功し、前半を終える。

しかし、第3Q、日本は勢いを持続させることができず、わずか6点しか得点できない。一方、イランには14得点を許し、32ー39と再び、7点の差をつけられ、最終第4Qに突入。

この試合に敗れるとパリパラリンピック出場の道が絶たれる日本は、鳥海連志(24)や藤本玲央(40)、香西宏昭(35)ら、東京大会銀メダリストたちが必死にゴールを狙うが、点差を詰められない。逆にイランに連続シュートを決められるなど点差を広げられ、48-63で敗れた。

日本は準決勝敗退となり、1976年のトロント大会以降13大会連続のパラリンピック出場を逃した。