人口減少や少子化の進行などにより自衛隊の人材確保が課題となるなか、防衛省は男性隊員への「丸刈りルール」を廃止するなどの対策案をまとめました。
木原防衛大臣
「防衛省・自衛隊は人の組織であり、防衛力の中核は自衛隊員であるということを強く感じているところです」
自衛隊の人材確保に向けた対策案では、サイバー分野など高度な専門知識を持つ民間人材を任期付きで採用する制度を創設するほか、ハローワークなどを活用して採用の間口を広げるとしています。
また、▼男性隊員に丸刈りを求めたり、女性隊員にショートヘアを推奨するなど、主に教育部隊で見られる髪型に関する極端なルールを緩和すること。▼休日を取得しづらい艦艇の乗組員や、森林での偵察やサバイバルなど過酷な訓練を強いられる隊員の手当を増やすなどの施策が検討されています。
防衛省は、高度な知識を持つ人材の確保に向けた新たな制度を導入するため、自衛隊法改正案を通常国会に提出することを検討していて、今後も有識者会議の意見を取り入れながら対策の具体化を図っていく方針です。
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