少子化や過疎化により、全国で毎年多くの学校が、その歴史に幕を閉じています。その数、公立学校では、約19年間で8580校です。
そんな中、今年3月に閉校となる鳥取県倉吉市の小学校では、最後の思い出を作ろうと、卒業生が打ち上げ花火の計画を進めています。

白水祐介さん
「これこれこういう準備をしてくださいとか、そういったスピーチを、ここでするようにしてましたね。懐かしいですね。この機械とか、全然変わってないですね」
倉吉市立上小鴨小学校。
放送室で、懐かしそうに小学校の頃の思い出を語るのは、この学校の卒業生、白水祐介さん(37)です。
実は、上小鴨小学校は、今年3月で閉校することが決まっていて、来年度からは、小鴨小学校と統合します。
そこで、白水さんは思い出を作ろうと、ある計画を進めています。