中国政府はきょう、GDP=国内総生産の年間成長率はプラス5.2%で目標を達成したと発表しました。しかし、国民の実感とはかけ離れているようです。
これは、おととし北京市内で見られた風景。ゼロコロナ政策により店が開けず、このように路上で髪を切る、いわゆる「青空カット」が各地でみられました。
今、その場所を訪ねてみると…
記者(先月)
「こちらの通りではもう青空カットは行われていません。美容師さんたちはあちらの店舗の中で通常営業を行っています」
しかし、売り上げは戻っていないといいます。
店長
「皆さんが消費を控えなければならなくなり、以前のように気兼ねなく消費するというわけにはいかなくなったようです」
ゼロコロナ政策は終わったものの、景気回復の足取りは鈍く、消費者の財布のひもは固いままだというのです。
店長
「今年は去年よりも悪いのではないかと不安に思う人も多いです」
市民からも。
市民
「給料の支払いが遅れるということが起きています。2024年はまだ厳しいかもしれません」
「たくさんの企業が潰れたし、資金不足で倒産したところもあります」
一方で、景気が良い業界もあります。
記者
「四川省にありますこちらの工場では、橋に使われる鉄骨などの生産が行われています」
橋などに使う鉄骨を製造するこちらの会社。去年、受注が伸び、売り上げは前年比で10%近く上昇しました。
背景にあるのが…
社長
「政府は精力的に公共の橋や高速道路の橋、景勝地の橋など、公共工事を推進しています」
習近平指導部は内需拡大のため、財政出動を積極化させていますが、今年、どこまで景気を浮揚させられるかが焦点のひとつです。中国政府はきょうの会見で、経済が依然として多くの課題を抱えているとの認識を示しています。
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