ヤクルトの村上宗隆(23)が17日、宮崎・日向市で行っている自主トレを公開した。日向市出身の先輩・青木宣親(42)に弟子入りし6年目となる今オフについて「練習量も内容も全て一番のトレーニングができたと思う」と充実ぶりを語った。

青木を含む9人のヤクルト選手が参加する自主トレでは全選手が『TEAM AOKI』のトレーニングウェアを着用している。こちらは青木ではなく村上の発案で実現したという。「人数も増えているので、より一層一丸となれるように同じ方向を向いてやれればという想いでやりました」と一体感を大切にする。中でもキャップのデザインがこだわりで「リベンジって書いてあるんですよ。一昨年、日向に来た時にコロナで2日くらいしか練習できなかったのでそのリベンジと、去年5位だったので今年優勝・日本一になりたいというリベンジでやりました」と2つの想いを込めていた。

この日の練習で宮崎自主トレを終え、1つ目のリベンジは無事完了。ここから始まる2つ目のリベンジへ「三冠王をもう一度取りたいなと思いますし、僕が三冠王を取ったら必ずチームも勝って優勝できると思うので、チームの先頭に立って頑張りたい」とシーズンを見据えた。