いちご農家直営のカフェが大分市中心部にオープン。大分県産ブランド「ベリーツ」など、新鮮ないちごを惜しみなく提供し、話題となっています。

大分市中心部に去年12月にオープンした「ano―cafe」は、「KOGAいちご農園」の直営。店長の古賀絵里香さんの父・洋さんが4年前から始めた農園で、家族ぐるみで営むカフェです。

ano―cafe:大分市中央町3丁目

(KOGAいちご農園・古賀洋さん)「お客さんから美味しいねという感想が聴けることが楽しい」

農園では大分県産ブランド「ベリーツ」と、「ゆふおとめ」を生産しています。摘んだばかりのいちごをそのまま納品してスイーツに。新鮮ないちごを提供できるのは農家直営ならではの強みです。

ベリーツタルト:650円

タルギソーダ:630円

また、味には問題ないのに市場に出せない規格外のものはソースに加工してしっかりと有効活用しています。

(KOGAいちご農園・古賀洋さん)「形が悪かったり、傷がついていたりして出荷できないですが、食べるとおいしいいちごなのでもったいない」

一番人気はベリーツをたっぷりと使った「ズコット」(810円)。美味しくて、しかも“映える”ケーキを目当てに若い世代を中心に多くの人が来店します。

(訪れた人)「すごい可愛い写真が撮れました」「いちごが多く、甘くて美味しかった」

ano―cafe・古賀絵里香店長

(ano―cafe・古賀絵里香店長)「私も農園で作っているのは見ているので安心と安全は保証できる。口の中いっぱいにいちごを味わってほしい」

カフェで楽しめるスイーツには、余すところなくいちごを堪能してほしいという生産者の思いがあふれています。