福島県いわき市で、火の気のない場所で下草が焼ける不審火が相次いでいて、消防が注意を呼びかけています。
警察によりますと、16日午後7時すぎ、いわき市常磐藤原町湯ノ岳の中腹にある駐車場の南側ののり面で、下草約1000平方メートルを焼く火事がありました。
この場所では、13日午前7時半ごろにも下草約300平方メートルを焼く火事がありました。
また、17日午前1時前には、いわき市常磐長孫町で市道沿いの下草約13平方メートルを焼く火事がありました。
いずれもけが人はいませんでした。
いずれの現場も火の気はなく、警察や消防が放火の可能性も含め、原因を調べています。
いわき市消防本部では、「放火されない、放火させない、また放火されても大事に至らない環境づくり」が重要として、住民一人ひとりが火災に注意することや、自主防災会、事業所なども連携した地域ぐるみでの安全な街づくりを呼びかけています。














