日本赤十字社鳥取県支部は16日、第2陣となる医療救護班を石川県に派遣しました。避難所での支援を重点的に行います。薬の処方を求める声が多いということです。
日本赤十字社鳥取県支部 医療救護班班長 上平憲太郎医師
「普段飲まれている薬を飲めない、数が少なくて少なく飲んでいるという方がおられるので、そういう人のためにもしっかり処方してあげて、もともと持っている病気に対しての薬もしっかり処方していかないとと思っている」
日本赤十字社鳥取県支部は今月5日から3日間第1班の医療救護班が被災地で活動しましたが持病を持った避難者の薬の処方などを求める声が多かったということです。
そのため、今回の第2班では医師や看護師のほかに薬剤師をメンバーに加え9人が派遣されます。
16日朝行われた出発式では班長の上平憲太郎医師が「被災者に少しでも元気を与えられるよう尽力していく」と決意表明しました。
日本赤十字社鳥取県支部 医療救護班班長 上平憲太郎医師
「避難所の環境が整っていないところが多いので、感染症が広がってくることもあるが、かかった方の治療もだが、これ以上広がらないためにも、感染を広げない予防策をしっかり伝えたい」
医療救護班は17日から3日間、避難所での診察や保健指導などにあたるということです。