岩手県の中部保健所管内と宮古保健所管内にある教育・保育施設の2か所で、感染性胃腸炎が集団発生し、園児と職員の計37人が嘔吐や下痢の症状を訴えました今年度岩手県内で起きた感染性胃腸炎の集団発生は29件(前年同時期43件)です。

県によりますと、中部保健所管内の教育・保育施設で1月5日から14日にかけて0歳児から5歳児までの園児14人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。いずれも重症ではなく、現在はいずれも回復傾向にあるということです。検査の結果、症状のある3人からノロウイルスが検出されました。
宮古保健所管内の教育・保育施設では1月5日から15日にかけて0歳児から2歳児までの園児22人と職員1人の計23人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。いずれも重症ではなく、現在は回復傾向にあるということです。検査の結果、症状のある7人からサポウイルスが検出されました。