能登半島地震の発生から14日目、岸田総理が初めて被災地を訪れました。14日午前、被災地に入った岸田総理は、避難所となっている輪島市や珠洲市の中学校で、被災者と言葉を交わしました。

被災地入りした岸田総理

避難者「子育て世代は本当に難しくて避難するのが。ここに仕事もあるので」
岸田総理「必ず戻れるために地元の仮設住宅はじめ環境整備を並行して進めてもらう、そういう発想で取り組む」

岸田総理は、被災地の復興支援のため、来年度の当初予算案のうち一般予備費を1兆円に倍増させると表明しました。さらに今年度の予備費から、1千億円以上を追加で支出することを今月中に決定する方針です。岸田総理は「被害の全容が未だ分からない中ではありますが被害規模が大きくても即応できる体制、これをしっかり整えてまいりたい」と述べました。