台湾総統選は与党候補が勝利しましたが、議会にあたる立法院では与党が過半数割れし、今後、難しい政権運営を迫られることになります。
台湾総統選は与党・民進党の頼清徳氏が40%を超える得票率で当選しましたが、これまでの総統選で最も少ない得票数となりました。
台湾メディアは、「野党は6割の票を得たが、協力に失敗した」として、選挙前に国民党と民衆党が協力できなかったことが敗因だと指摘しています。
一方、国会議員にあたる立法委員の選挙では民進党は過半数割れとなり、国民党の議席数が上回りました。
一夜明け、市民からは。
「頼清徳氏の民進党が引き続き政権を握るのもいいことだし、議会では国民党が議席を増やしたので、民進党を制御できます」
頼氏にとっては、今後、難しい政権運営が予想されます。
新総統の就任は5月20日の予定です。
注目の記事
「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】

うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 “使命感で” 体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発…「お父さんが危ない」次に命をつないだのは-
