今回のこども未来プロジェクトは、作曲に打ち込む小諸市の高校生を紹介します。
水間妃奈乃(みずまひなの)さん。
小諸市が毎年開く作曲コンクールで、3度目の挑戦でグランプリに輝きました。
小諸高校の音楽科で、声楽を学ぶ水間さん。
作曲は、独学で身に着けました。
始めたきっかけは、3年前に父、洋介(ようすけ)さんが亡くなり、ベッドから立ち上がる気力もなくなっていた時に出会った、あるアーティストでした。
「歌い手のまふまふさん、元気になるまでそばにいてくれるみたいな。(父とは)いろんな喧嘩とかしちゃった時とかもあったけど、本当に父のことが好きだったんだなってすごくこれに救われて、そこから本当に衝動的に曲を作ろうってなって」
曲はアプリで作っています。
授業で習った基礎などを踏まえ、頭に浮かんだメロディを形にしていきます。
今回グランプリを獲得した「Memory」は、前回のコンテストが終わったすぐ後から、1年かけて生み出しました。
楽しいことも辛いこともある日々に寄り添い、明日も前を向いて生きていけるように。
そんな願いを込めた曲です。
「ずっと曲を作っていつか自分でそういうのも歌って自分のちょっとした思いに共感してくれる人がいたら嬉しいなって思っています」
注目の記事
中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「1%でも可能性がある限り…」富山からメジャーリーグへ 中村来生投手、勝負の3シーズン目へ 昇格わずか2%の厳しい環境に挑む

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

「ぼっち、きもい」と「妄想」…惨劇はなぜ起きたのか①【長野・中野市4人殺害事件】死刑判決の青木政憲被告(34)「黙秘」11日間にわたった裁判を振り返る【取材班傍聴記①】

「母さんを撃ってくれ」…惨劇はなぜ起きたのか②【長野・中野市4人殺害事件】死刑判決の青木政憲被告(34)「黙秘」11日間にわたった裁判を振り返る【取材班傍聴記②】

「いじめで自殺も考えた…」肌の色や見た目の違いに対し同級生からつらい言葉 タレント副島淳さんに聞くいじめ問題「逃げてもいいから生き続けて」

「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由





