あす、投票が行われる台湾総統選挙。統一への強い意欲を示す中国との関係が大きな争点で、アメリカや日本をはじめ、世界が注目する選挙です。現地から報告です。
4年に一度の台湾総統選。こちらは与党・民進党の集会の会場となります。この後、日本時間の午後10時過ぎ、頼清徳候補が2万人の支持者を前に最後のお願いを行う予定です。
これまでの主要な世論調査では、中国と距離をおく民進党の頼清徳候補がすべてリードしています。追う野党の侯友宜候補は経済を通じた中国との交流で緊張緩和を訴えています。一方、第三勢力の民衆党・柯文哲候補は苦戦を強いられてはいますが、若者からの支持がどれだけ伸びるか注目です。
今の民進党政権に対する中国の圧力は貿易を通じた経済的な側面に加え、軍事面においても選挙が近づくにつれ強まっています。台湾は軍事面でアメリカを頼りとしていますが、そのアメリカ側も総統選の行方には強い関心を示していて、選挙を前に下院議長が台湾の駐米代表と会談。中国はこれに反発しています。
日本にとっても台湾の新たなリーダーがどう中国との関係を管理するかは重要な問題です。総統選の結果が出た翌日には、日本の国会議員団が新しい総統と面会を行う予定です。
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