若い世代で魚が苦手という人が増えていることを受け、青森市で短期大学生などを対象とした調理講習が開かれました。ナマコをさばくだけではなく、食べるのも人生で初めてという学生もいて学びの多い時間となったようです。
調理講習には青森中央短期大学の学生など約15人が参加し、講師を務めた横浜町漁協の秋田京子さんに手ほどきを受けながら、ホタテとナマコを使った料理に挑戦しました。
なかでも苦労したのはナマコで、学生のほとんどはさばくのは初めてです。
参加した学生たち
「まってまって!ほんとにいやだ」
「大丈夫だよできるよ!」
最初はナマコにおそるおそる触っていた人も徐々にコツをつかむと、苦労しながらもキムチナマコなど5種類の料理を完成させました。
参加した学生は
「(ナマコに)初めて触ったけど、怪獣みたいだと思いました。生と加熱したので食感が違っておもしろかったです」
さっそく、料理を食べてみますが、こちらの学生はナマコを食べるのは人生で初めて!おそるおそる口にすると…。
参加した学生は
「ギャップ思ってたより味がない食べやすい」
Q.食べてみて良かった?
「意外によかった」
横浜町漁協 秋田京子さん
「そういえばこういう食べ方あったなと思い出してくれて魚を好きになってホタテとかナマコとかも食べてもらえるようになればいいなと思う」
県は今後も魚離れを抑えるために若い世代を対象に講習を実施するとしています。