ガソリンや物価高騰で、家計は厳しくなる一方…
しかし、廃棄された「天ぷら油」を燃料に車を走らせるなど、物価高とは縁のない自由な生活を送る男性が鳥取県にいます。
一体どんな生活を送っているのでしょうか?

取材したこの日、鳥取県南部町の田んぼで稲刈りをしていたのは、坂下訓弘さん、39歳です。

稲の種をまく作業から収穫して脱穀するまで、機械は一切使わずすべて手作業で行っています。

坂下訓弘さん
「手間はもちろんかかりますけど、でも石油もいらないし、二酸化炭素も出さないし」

福井県出身の坂下さん。2021年10月、自然に囲まれた暮らしを求め、鳥取県南部町にIターンし、現在、妻と長女の3人で暮らしています。