台湾総統選挙はあす、投票が行われます。統一への意欲を示す中国との関係が大きな争点ですが、生活の現状に不満を持つ若者の支持をどう取り込むかもカギとなりそうです。現地から中継です。
4年に一度の台湾総統選。これまでの主要な世論調査では、中国と距離をおく与党・民進党の頼清徳候補がすべてリードしています。追う野党の侯友宜候補は経済を通じた中国との交流で緊張緩和を訴えています。
ただ、中国との関係よりも足元の生活を改善してほしいという若者層は第三勢力の民衆党・柯文哲候補を支持する傾向にあり、他の2人も終盤戦は若者や浮動票を取り込もうと、内政問題に関するアピールも増えた印象です。
今の民進党政権に対する中国の圧力は貿易を通じた経済的な側面に加え、軍事面でも、最近は気球が台湾上空まで飛来するなど、選挙を前に強まっています。
その一方で、中国に融和的な国民党とは交流を重ね、農水産物の禁輸を一部解除するなど、国民党を支持すれば経済がよくなるとの印象を与え、台湾世論を揺さぶっています。
日本を含む近隣諸国の安全保障も左右する今回の総統選。台湾の新たなリーダーは誰になるのか、世界が注目しています。
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