13日にWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチに臨む井岡一翔選手の試合前、セミファイナルに浦添市出身の比嘉大吾が登場します。再起へ向けた気持ちを語りました。

明日、久しぶりのリングに立つ元WBC世界フライ級チャンピオン・比嘉大吾。先週オンラインで練習を公開し試合への意気込みを語りました。


元WBC世界フライ級チャンピオン 比嘉大吾選手
「練習も体重も順調なので、仕上げて試合に勝ちたいですね」

再び、世界のベルトを見据えバンタム級での再出発を果たした比嘉ですが、去年4月、地元沖縄で迎えた凱旋試合では体格のある長身の西田を相手に、持ち前のハードパンチは不発。判定の末、苦杯をなめました。

比嘉大吾選手
「手数少なかったし、入り方も。負けた結果が事実。(今後について)すぐには答えは出ない。試合直後なので。1回ゆっくりしてチームで話しあいたい」

ボクシング人生でまたも高い壁に直面した比嘉ですが、再びリングに上がろうと野田トレーナーの下、この階級を戦い抜く体力そしてディフェンスに磨きをかけました。


比嘉大吾選手
「120ラウンドぐらいやっていい調子でここまで来ています。水分を取って、お菓子を食べない。で、ご飯をしっかり食べる減量方法をとっています」

13日の相手は、経験豊富なフィリピンの元WBOアジアパシフィック王者。結果が求められる大事な再起戦背水の覚悟で、KOを誓います。

比嘉大吾選手
「勝ってKOで勝てば沖縄の人も喜んでくれると思うので、それだけですね」「KO期待されているので倒して勝ちます」


世界の頂点に立ったフライ級から2階級を上がり苦しんでいる比嘉ですが、持ち前のコンビネーションは健在。久々の試合で、どんなボクシングを見せるのか、注目されますニュースリンクでも結果を詳しくお伝えする予定です。