仙台市の事務処理のミスで障害福祉サービス事業所に支払う給付金に2億円を超える過払いと過少給付が見つかった問題です。その後の調査でさらに1400万円余りの給付ミスがあったことが新たに分かりました。

仙台市では、2022年11月、障害福祉サービス事業所に支払う給付金についてミスが発覚。市の中間調査では合わせて2億円以上、給付額を誤っていたことがわかっています。

その後の調査で新たに32万円余りの過払いと1380万円余りの過少給付が11日までに判明しました。今回で調査は全て終了し、その結果、2017年4月から2023年6月までの間に延べ252か所の事業所に対し3000万円余りの過払いと1億8870万円余りの過少給付がありました。

市は、過不足分の給付金について追加支給と返還の手続きを進めていて、今後、職員の実務研修などを行って再発防止に努めるとしています。