上空約5500メートルに氷点下30度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっているため、九州北部地方では、11日明け方にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれがあります。

また四国地方では、11日明け方にかけて、落雷、突風、降ひょうに注意が必要です。

一方、北陸地方では、気圧の谷や上空寒気の影響による降水は弱まりましたが、令和6年能登半島地震で揺れの大きかった地域では、これまでの降水により地盤の緩んでいる所があります。11日明け方にかけて土砂災害に注意が必要です。

【雨の実況】
降り始め(9日午前5時)から10日午後3時までの降水量(アメダスによる速報値)
 新潟県
  新発田市赤谷 46.5ミリ
   村上市高根 45.0ミリ
   関川村下関 42.5ミリ
 石川県
    宝達志水 37.0ミリ
      七尾 30.0ミリ
      輪島 26.0ミリ
 富山県
      朝日 27.0ミリ
      氷見 20.0ミリ
    南砺高宮 18.0ミリ
 福井県
   坂井市三国 19.0ミリ
      福井  8.5ミリ
   福井市越廼  8.0ミリ