能登半島地震による被害を受け、鳥取県警が石川県珠洲市に派遣していた広域緊急援助隊が8日、活動を終えて鳥取県に帰還しました。
広域緊急援助隊は、あらかじめ警備部機動隊又は鳥取県警察管区機動隊中から24人が選ばれていて、災害などの際に派遣されます。
隊員は、4日に石川県に向け出発し、5日から7日までの3日間、珠洲市野々江町と蛸島町で、民家や避難所における安否確認を行いました。
鳥取県警によると、現場は倒壊している家もあり、隊員らは安否不明者の名簿をもとに、1軒1軒声掛けなどして回ったほか、避難所に出向いて生存確認を行ったということです。また、今回、救助事案は発生しなかったということです。
鳥取県警では、今後も要請があれば被災地へ隊員を派遣するとしています。