きのう(8日)、高校バレーボールの日本一を決める全日本高校選手権で、2大会ぶり5度目の頂点に輝いた就実高校女子バレー部です。部員たちがきょう(9日)午後、岡山に凱旋しました。

きのう(8日)、2大会ぶり5度目の春の高校バレーを制した就実高校女子バレー部です。午後3時前、部員・監督を乗せたバスが高校に到着。生徒や保護者ら約200人が大きな歓声で出迎えました。

(井上凜香主将)「この1年間学校の友達たちもすごい励ましてくれたり、声をかけてくれたので、最後こういう形で恩返しができてうれしく思いますし、きょうこうやって顔を見ることができてすごくほっとしています」

(西畑美希監督)「去年のメンバーの分まで必死で戦おうと、それが果たせてよかったなと」

去年は、3連覇が期待される中、新型コロナで無念の不戦敗となった就実。

その悔しさをバネに1年間練習を重ね、今大会では相手に1セットも奪われることなく圧倒的な強さを見せました。

選手たちからは安堵の表情も見られました。娘を見守ってきた保護者も…

(井上凜香主将の母親)「しんどい思いをしてきたのを見てきたので、日々成長する姿を見ていて、絶対メダルを取るって言っていたので、日本一になると信じて待っていました」
(井上凜香主将の父親)「最高の形で終われたのが、嬉しい。その一言につきます」

オリンピックイヤーの今年。年のはじめに岡山のスポーツ界に届いた嬉しいニュースとなりました。